古民家修理リフォーム

リフォームはリノベーションよりも短時間・低コスト

間取りや内装・配管などを総括的に作り替えるリノベーションに対し、部分的で新築の状態に近づける施工がリフォームです。
リフォームはリノベーションよりも施工規模が部分的で、間取りや設備の機能性に関して大きな変更がないため、費用を安く抑えられ、施工期間も短く済ませられます。
近年、古民家の良さを残しつつ、安心して暮らせるための修理リフォームを依頼するケースが増えてきています。

古民家は通気性に優れた構造の建物が多く、夏は涼しいですが、冬は寒いのが難点です。
この場合は古民家に断熱材を取り付けるリフォームがおすすめです。柱やクロスが劣化していれば、部分的な補強工事を行います。
ただし、長い期間人が住んでいなかった古民家は、メンテナンス状況によって古民家の解体・移築が必要な場合もあります。
古民家の劣化状態は、専門的な知識を必要とし、素人の方が見て判断するのは困難です。
古民家に住んでいて、修理してほしい設備がある方、メンテナンスを依頼したい方はぜひ当社にお任せください。

古民家リフォームのメリット

古民家をリフォームする大きなメリットは、古民家ならではの古き良きたたずまいを残しながら、安全に暮らせるための環境を確保できることです。
長く暮らしていると必然的に、設備の故障・劣化は起こります。
そういった不具合を部分的に改善していくことで、住み慣れた住宅の雰囲気を崩さず、生活しやすい空間に変えられます。
特に水回り設備は劣化や衛生面が悪化しやすく、カビ・悪臭に注意が必要です。
これからも古民家で快適に暮らしていくために、気になる設備があればリフォームを検討してみましょう。

古民家に使われる木材は強度が高い

古民家で柱・梁に使用された材料は、ヒノキやケヤキなどがほとんどです。これらの強度が落ちるのはヒノキが約1200年、ケヤキが約800年と言われています。
どちらも樹齢は100年程度で、伐採されてから100年を過ぎた頃が最も強度が高い時期です。さらに、200年から300年の間で強度が持続されます。
また、現在は古民家の柱・梁は入手が難しく、今から同じものを新しく作るには、相当の費用が掛かる可能性があるので、希少価値の高さも古民家の魅力です。

住む人と環境に優しい素材

古民家で使われている木材は、新しい建材特有のシックスハウス症候群、アトピー・アレルギーなどを引き起こす物質を発生させないため、小さなお子様や高齢者の方も安心して暮らせる環境が整っています。
さらに、マンションやアパートと比べて、通気性に優れた構造で、湿気・結露が発生しにくいです。
湿気が少ないことによってカビが発生しにくく、柱や梁の劣化を遅くできます。また、同じ木材を長く使えることから、資源の保護につながります。

古き良きデザイン性

年数を経て独特の色味や質感を楽しめるのは、古民家に住む最大の魅力です。
柱や梁がむき出しになっている建物も多く、リフォームでその太い木を活かすことで、味わい深い雰囲気を楽しめます。
また、古民家はパターンがないため、オリジナリティを持ったデザイン性で施工が可能です。
土間や縁側のように日本特有の歴史ある設備を取り入れ、独自のデザインを生み出せます。

固定資産税の軽減

新築を建て替える場合と比較して、リフォームは固定資産税を軽減できます。
固定資産税は土地・建物などの固定資産を所有している人が課される税金のことです。
築年数によって税額が決まり、新築を建てるよりも、そのまま古民家をリフォームしたほうが、かかる税金が少なくなります。
また、増築する場合は評価の見直しがされ、築年数の古い古民家は増築の許可が下りないケースもあるので注意が必要です。
固定資産税の解釈は自治体によって異なります。古民家をリフォームする際は、あらかじめ自治体に問い合わせておくとよいかもしれません。

古民家リフォームで注意するポイント

古き良き趣のある古民家ですが、築年数があるゆえに、注意しておきたいポイントがいくつかあります。
古民家は近年建てられている住宅と異なる形式の建物が多く、解体・廃材の処分費用が多く発生する場合があります。
さらに、希少価値のある材料が使われているため、品質にこだわりすぎると、予想以上に高額な費用になってしまうことも少なくありません。
古民家のリフォームを検討されている方は、見積時にリフォーム内容を整理し、費用が具体的にいくらかかるのか計算しておくことが大切です。

耐震性の確保

1981年6月に建物の耐震性を考慮するため、耐震基準が改正されましたが、それ以前に建てられた古民家は耐震性が弱く、耐震リフォームを考える必要があります。
一度、メンテナンスを行い、耐震リフォームや柱・梁の補強工事を検討しましょう。古民家の耐震診断やメンテナンスは、当社にお任せください。

水回りリフォームはもちろん、バリアフリーも忘れずに

古民家にお住まいの方で特に依頼の多いリフォームが、水回りリフォームです。
昔の構造で建てられた空間のため、使いにくい設備になっていることがよくあります。
冷たいタイルのお風呂や和式トイレなど、不便に感じるものがあればお申し付けください。
さらに、高齢者の方と一緒に暮らしていく場合は、バリアフリーも欠かせません。
古民家にはバリアフリーは考慮されておらず、安全性を高めるには急な段差をなくすことや手すりを加えるなど自分たちで設備を見直すことが大切です。
高齢者の方と一緒に暮らしている方は、ぜひ当社のバリアフリーリフォームを検討してみてください。

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