雨樋の破損を放置していると危険?修理にかかる相場を解説!

「雨樋にひび割れがあるけれど、まだ使えているから大丈夫」と修理を先延ばしにしていませんか。
実は、雨樋の破損やひび割れによる亀裂を放置しておくと、甚大な被害を生んでしまう可能性があります。
雨樋の修理や交換を先延ばしにせずに、早めの対処を心がけることで住宅の劣化を防ぐことにもつながります。

 

この記事では、雨樋の破損を放置しておくことで生じるリスクや、修理や交換にかかる相場を紹介します。
(※なお、本記事で紹介する金額はあくまで相場になります。弊社にお任せ頂く場合の費用はご相談くださいませ)

 

1.雨樋の修理や補修は早めの対処が肝心

住宅の外部に設置される雨樋は、雨風にさらされているため劣化が早い箇所です。
雨樋の破損を放置しておくと、外壁などの構造物に悪影響を与え、結果として修理費用が高額になる可能性があります。

 

1-1.雨漏りによる被害

雨樋の破損やひび割れは、室内の雨漏り原因の一つです。
雨樋の破損で、屋根から伝わった雨水を下水や地上に流せない状態が続くと、建物内部の腐食を引き起こす危険性がでてきます。
雨樋の破損を放置するほど、雨漏り箇所からの浸水被害は大きくなります。雨漏りを発見したら、被害が拡大する前に早めの対策を心がけましょう。

 

1-2.構造物の劣化

雨樋は雨水を1か所に集約して下水や地上に流す役割をもっています。
雨樋の破損で雨水を集約できなくなると、外壁全体を伝って水が流れていくようになってしまいます。

 

外壁の塗料には一定の防水性は備わっていますが、想定以上の水が外壁を伝って流れることで、劣化が早まり腐食につながる恐れがでてくるでしょう。
また、雨樋の破損により雨水が流れ落ちる位置に偏りができると、建物の基礎部分の劣化を早めることも危惧されます。

 

地中に染み込んだ水分により、コンクリート内部の鉄筋が錆びて、亀裂や破損の原因になります。
雨樋の破損による構造物の劣化は、大規模な修繕や高額な修理費が必要になるリスクがありますので、早めの対処が肝心です。

 

2.雨樋の修理や交換にかかる相場

雨樋の修理にかかる相場は、1~60万円程とされています。雨樋本体の交換は、1m単位での算出が一般的です。
雨樋の設置から9年ほど経過すると、つなぎ目を固定している金具の劣化がみられることもあります。
その際には、金具も含めた交換を検討してください。

 

雨樋の設置から20~25年ほど経過している場合には、経年劣化による破損がいつ起こっても不思議ではありません。
劣化による破損が起きる前に、雨樋全体の交換の検討をおすすめします。

 

  • 部分的な交換やひび割れ箇所の修繕…1mあたり数千円程
  • 金具も含めた交換…1mあたり1~3万円程
  • 雨樋全体を取り替える場合…15~60万円程

 

また、屋根付近の作業には、足場設置費が加算される場合もあります。
雨樋の位置によっては、相場以上のコストがかかる可能性もあるため、事前に見積もりをとるなどして確認しておきましょう。

 

3.雨樋の修理をDIYで行うのはリスクが大きい

「雨樋の修理はできるだけ安くすませたい」とお考えではありませんか?
コストを抑えるための手段として「DIY」があげられます。結論からお伝えすると、雨樋のDIYによる修理はおすすめできません。
DIYによる修理のリスクとして、以下の2点があげられます。

 

1つ目は、雨樋の位置によっては危険が伴うことです。
脚立で届く範囲の雨樋ならば、何とか対処できるかもしれませんが、上階や屋根付近にある雨樋の修理や交換を、自分で行うのはリスクの高い行為でしょう。
バランスを崩して落下すれば怪我をする危険も考えられます。高所の雨樋を修理する際には、作業に慣れた専門業者に依頼することをおすすめします。

 

2つ目は、失敗した時の代償が大きいことです。
雨樋の修理や交換に失敗すると、前述したように外壁などの劣化につながる恐れがあります。
雨樋の修理費用を抑えた結果、それ以上に高額な外壁などの修理や補修が必要になる可能性もあります。
コストが抑えられるからという理由で、安易にDIYで雨樋の修理や交換をするのはおすすめできません。

 

DIYに不慣れな方や、建築の知識がない方は、実績や技術をもった専門業者に依頼するようにしましょう。

 

4.雨樋の修理コストを抑えるためには?

雨樋の破損が台風や地震、火災などの災害によるものであると認定された場合には、火災保険での修理が可能です。
災害による破損で修理が必要な場合には、補償内容を確認してみるとよいでしょう。

 

ただし、経年劣化による破損の際は火災保険が下りないこともあります。火災保険の適応範囲内か不安な場合には、専門業者に判断を依頼してみましょう。
また、自治体によっては補助金や助成金が支給されることもあります。お住まいの自治体のホームページをチェックしたり、問い合わせたりしてみるとよいでしょう。

 

5.まとめ

今回は、雨樋の破損を放置するリスクや、修理にかかる費用の相場を紹介しました。
放置すると、大規模な修繕工事が必要になる事態を引き起こす可能性もあるため、多少のひび割れだからと後回しにせずに、早め早めの対処を心がけましょう。

 

神奈川県川崎市麻生区にあります「株式会社建快」では、神奈川県や東京都を中心に、修繕工事から外観のリフォームまで「住宅に関する相談」を幅広く手掛けております。
高所作業に慣れた実績豊富な職人が、責任をもって担当いたしますので、雨樋修理をご検討の際はお気軽にご相談ください。

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