修理業者が雨漏り工事を完了するまでの期間とは?おすすめの応急対策を解説

ある日突然、雨漏りに気がつくことがありませんか。至急修理を業者に依頼しても、すぐに駆け付けてもらえないこともあるでしょう。雨がやまないかぎり雨漏りは止まりませんので、応急対策をしなければならないケースも少なくありません。

 

雨漏りは室内にさまざまなダメージを与えます。雨水は室内を湿気させ、カビが発生することもあります。今回は、屋根修理が完了するまでの期間中に行う雨漏り対策をご紹介します。

 

1.屋根は1年中自然環境の中

まず、雨漏りに気が付いたらすぐに屋根の修理業者に修理を依頼しましょう。その前提は崩せません。それにしても、なぜ雨漏りするのか雨漏りの起きる原因が気になりませんか。そもそも、屋根は耐久性が高く堅牢に施工されています。しかし、365日風雨にさらされ、直射日光に照らされ、紫外線もダイレクトに浴びているのです。

 

1-1.屋根の構造

屋根の構造は、屋根の骨組みとして垂木(たるき)があり、垂木に野地板(のじいた)を貼り付け、その上に防水紙(ルーフィング)を隙間なく貼ります。防水紙の上に、屋根の表面となる瓦やスレート瓦を葺いたり、金属板を貼ったりします。屋根は何重にもなって防水効果を発揮するのです。

 

そんな屋根も経年劣化は避けられず、気が付かないうちに小さな雨漏りが起き、それが部屋まで伝わり雨漏りになります。そんな、雨漏りはどのようにして起きるのか主な原因を解説します。

 

1-2.経年劣化による老朽化

雨漏りの原因の中で最も多い発生要因は、経年劣化です。時間とともに劣化が進み、屋根材がひび割れたることもあり、金属板が浮き上がることもあります。そこから雨水が浸入し、雨漏りが起きるのです。

 

雨漏りを防ぐために瓦やスレートの下に設置されている防水シートも、月日の経過と共に老朽化しボロボロになります。おおよそ15年~20年程度で劣化し、防水効果を充分に果たせなくなり、雨水の侵入を防げず雨漏りが起こるのです。

 

1-3.施行不良

めったにありませんが家のリフォームなどのときに、業者の手違いなどによる施工不良があり、雨漏りが起きることもあります。また稀に、悪徳業者の手抜き工事による施工不良から、雨漏りが起きることもあるのです。どちらにしても、屋根のリフォームは、屋根の知識が豊富にある信頼できる優良業者を選定することが重要でしょう。

 

1-4.自然災害

最近よくある自然災害により、屋根がダメージを受けて発生する雨漏りです。大型台風や爆弾低気圧の豪雨などで、経年劣化で弱くなった屋根の部分がズレたり、屋根瓦が吹き飛ばされて、雨漏りを起こす可能性があります。

 

また、台風などの強風でいろいろなものが吹き飛ばされ、かなり重量がある看板やボードも吹き飛ばされ、屋根に衝突して瓦が割れ雨漏りになることもあるでしょう。

さらに、近年は地震も頻繁に起こっていて、地震により瓦がズレたり屋根にひびが入ったりすることもあり、そこから雨漏りが発生するケースもあります。

 

2.外壁からの雨漏りもある

雨漏りは屋根からだけではありません。外壁からの雨漏りすることもあります。通常、外壁は塗装されていて塗装により防水効果を高めていますが、塗装が劣化して防水機能が低下すると、外壁も雨水を通しやすくなるのです。外壁に水が浸入すれば外壁の劣化がいっそう進み、ひび割れや破損が生じます。このように、外壁も屋根と並んで雨漏りが発生しやすい箇所です。

 

また、外壁の繋ぎ目はシーリング材というゴムのような素材で補強しています。この部分が劣化していくと固くなり、簡単に割れてヒビが入り剥がれることもあり、簡単に水が浸入してくるでしょう。このように雨漏りは屋根からだけではありません。

 

3.雨漏りの応急対策

屋根の修理を依頼して、実際に修理が終わるまで日にちが短く、雨が降らなければ良いのですが、修理までの期間が長くなるとその期間中に雨が降ることもあります。雨漏りも起こります。そんなときの応急対策をご紹介しましょう。

 

3-1.ビニールシートで屋根を覆う

雨漏りの応急手当の代表が、雨水が浸水してきていると推測できる屋根の一帯をビニールシートで覆うことです。雨の侵入箇所をピンポイントで特定するのは非常に難しいため、周辺を広範囲にシートで覆ってしまうことで、雨漏りの応急処置効果が期待できます。

 

ビニールシートを被せる際に注意することは、シートが風で飛ばされることのないよう、また建物にダメージを与えずにしっかりと固定しましょう。土嚢のように設置する場所の形にピッタリと収まり、風で落下しない重しをビニールの端に置いて固定する方法がおすすめです。また、屋根にビニールシートを張る作業は高所であり非常に危険です。安全な作業環境を確保してから行いましょう。

 

3-2.防水テープで補修

屋根の雨漏り箇所がピンポイントで把握できた場合は、雨漏りを引き起こしている箇所を防水テープで塞ぐことにより、応急処置ができます。ただし、雨漏り箇所の特定は難しいので、あちらこちらに防水テープを貼ることはやめましょう。

 

防水テープを貼る前の準備として、テープの密着性を確保するために補修箇所の洗浄を徹底的に行います。とくに油分はアルコールなどで除去し、きれいに洗浄しましょう。テープは屋根の下側から上側に、雨水の流れと逆に貼っていきます。

 

3-3.雨水をバケツで受ける

屋根の応急処理も間に合わず、雨漏りで部屋の中まで水が入り、天井から垂れてきたときはバケツなどに雨水を貯める対策が必要です。雨漏りをバケツで受けることで、雨水が畳に飛び散り、部屋全体が湿気ることを防げるでしょう。

 

ただし、天井から落ちてくる雨水を受けるバケツのセットにもおすすめの手順があります。天井から落ちてくる雨水は勢いがあり、水が飛び跳ねます。そこで、バケツをセットする前に大きなビニールシートを広げて置きましょう。さらに、ビニールシートにセットしたバケツの周辺にはタオルなどを敷いて、水の飛散を極力防止する対策が必要になります。

 

4.まとめ

雨漏りに気付いたら一刻も早く信頼できる屋根の修理業に修理を依頼しましょう。雨漏りが長引けば長引くほど建物へのダメージが続き、劣化が加速します。しかし、修理がすぐに行われないときは、慎重にかつ丁寧な応急対策で急場をしのぎましょう。

 

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