外壁塗装リフォームとは?外壁塗装リフォームの知識と注意点を解説!

外壁塗装リフォームとは、一般的なリフォームの中でも、構造そのものにメスを入れるのではなく、建物の外装、表面の塗装を塗り直すリフォームを指します。外壁塗装は文字通り外装の塗り替えを行う作業ですが、その作業は簡単なものではなく、さまざまな塗装方法や塗料がある奥深い世界です。

本記事では、外壁塗装リフォームはどのようなことをやるの? と気になっているあなたに外壁塗装リフォームの基礎知識や注意点などを解説していきます。

1.外壁塗装リフォームの塗料と塗装方法はさまざまなものがある

リフォームとは、英語のreformに由来する和製英語で、住宅など生活空間の改築・改装、特に内外装などの改装を指す言葉として一般的に使われています。リフォームには間取りを変えたり住居内設備を強化するなどのイメージが強いですが、外壁塗装リフォームは、外壁の塗装を追加で塗ったり、塗り替えたりするものです。

なので、内装にはほぼ関わらず、外装のみ対応するリフォームになります。外壁を塗装するとどのようなメリットがあるの? と思う方もいるかもしれませんが、外壁塗装は住宅にとって非常に重要な意味を持ちます。

1-1.外壁塗装リフォームに用いられる塗料は多種多様

外壁塗装とは、ただ見た目を美しくきれいにするだけではなく、錆やカビ、紫外線や風雨といった環境要因による住宅の劣化を防ぐ効果があります。外壁は最も外からの影響を受けやすいため、定期的に塗り替えを行わないと住宅そのものが大きく劣化してしまうことにつながってしまうのです。

外壁塗装に用いられる塗料には、材質によってさまざまなものがあり、防汚性のあるもの、耐熱性があるもの、紫外線を防ぐもの、など多種多様な効果があります。

例えば「シリコン樹脂系塗料」は、汚れに強く、メンテナンスしやすいメリットがあります。寿命はおよそ13年と比較的長いのにも関わらず、価格も安くコストパフォーマンス的には最強の塗料です。

最も安価といわれるアクリル塗料の寿命はおよそ6年といわれていますが、シリコン樹脂系塗料であれば、アクリル塗料とそう変わらない値段で、アクリル塗料のおよそ2倍近く寿命が延ばせます。塗料選びに困ったときはシリコン樹脂系塗料を選べばまず間違いない、といわれています。

「セラミック塗料」は耐熱性に優れ、紫外線にも強い塗料です。セラミックとは陶器を表す言葉で、セラミック自体は塗料ではありません。基本的にはほかの塗料にセラミックを混ぜることによって耐久性を上げるものとなっています。

「光触媒塗料」は平均20年という非常に長い寿命で知られていますが、耐熱性があり太陽光に強いため、夏の室温上昇を防ぐ効果があるといわれます。夏の室温上昇を防ぐことは、その分の省エネ効果も期待できます。

1-2.外壁塗装リフォームの塗装方法も複数ある

外壁塗装と一口にいっても、塗料がさまざまにあるように塗装方法もいくつかの種類に分けられます。まずは昔ながらの「刷毛」を使った手塗り工法が挙げられます。文字通り、刷毛を用いて塗装工が直接手塗りで塗装を施す工法です。手塗り工法で職人がこだわる部分は刷毛の毛の種類といわれ、化学繊維や動物性など、使用する塗料に合わせて適切な毛質の刷毛を選び、何種類も使い分けています。

手塗りなので塗料が無駄に飛散することなく丁寧に仕上げられるがメリットです。刷毛を細かく使い分けることによって複雑な構造や狭い隙間などにもくまなく塗料を塗布できます。しかし全てが手作業となるので時間が長くかかるデメリットです。

次に、「ローラー」を用いた手塗り工法も人気です。ローラーとは筒を芯とし繊維や毛を巻きつけた構造の塗装用具であり、メリットとしては広い範囲をより簡単に短時間で塗ることができること、デメリットはローラーという道具の劣化が如実に仕上がりに出てしまうことです。

最後に「スプレー」を用いた「吹き付け」工法を紹介します。こちらは塗料をスプレーで外壁に吹き付ける工法で、塗料を吹き付けるときに立体感が出てしっかりとした雰囲気で仕上がること、作業跡が残らずより寿命が長く保てることが主なメリットです。

デメリットはスプレーということもあり、塗料の飛散量が多く、ロスを大きく生んでしまうことです。スプレーを使う外壁塗装リフォームは、広く塗料が飛び散るので養生に気を遣わないといけません。

2.外壁塗装の注意点は大きく2つ、雨や劣悪な塗装にご用心。DIYは命の危険も

外壁塗装リフォームは屋外環境に大きく左右される工法であることと、繊細な技術力が必要となるリフォームです。

2-1.外壁塗装リフォーム施行中の雨には要注意!プロなら雨の中の作業は絶対にしない

外壁塗装だけでなく塗装全般にもいることですが、塗装工事は、「塗料を塗り、乾燥させ、また重ねて塗る」作業の繰り返しなので雨は大敵です。

特に乾燥させるタイミングで雨に降られると最悪です。乾燥に時間がかかってしまうだけでなく、ひどい豪雨の場合には、雨で塗料が流れてしまうこともあります。

塗料の効果(強度や耐性)は、塗り重ねた塗料の膜厚によって発揮されます。なので、少しでも雨に流されてしまえば、一見しっかり塗られているように見えても、その効果を失ってしまう危険性があるのです。強度が落ちることで、後にひび割れが発生することや、塗料が剥がれやすくなります。

そのため、プロは絶対に雨の中で塗装作業は行いません。きちんとした業者であれば、天候事由の場合は追加料金を取らないところが多いです。しかし工事の中止があまりに長期に及ぶようなら、追加料金が発生する可能性があります。

雨の日でも塗装工事を行う業者は、足場レンタルなどの経費をなるべく抑えたいがために無茶な工事を行うので、絶対に雨の日でも塗装工事を行う業者に任せてはいけません。作業途中に雨に降られた場合は、軒天を設けるのはもちろんのこと、可能であれば塗装箇所の養生処理もしっかり行ってもらいましょう。

2-2.外壁塗装リフォームは繊細な技術力が必須!雑な塗装は逆効果

このように、外壁塗装だけでなく塗装全般では一度だけではなく、何回も繰り返し重ね塗りを行うことで安定した強度を保ちます。その重ね塗りにして所定の手順を踏んでしっかり行わないと効果がないばかりか、逆に劣化の原因となり、外壁の劣化は家全体の劣化にもつながります。

なので、急いでいるから、予算がないからと無茶なスケジュールで悪質な業者に依頼してはいけません。ずさんな管理体制のもとで行われた雑な塗装は本来の強度を発揮できません。

予算もスケジュールも、できる限り余裕を持って、見積もり段階から業者選びも慎重に行いましょう。また、依頼時に動くお金が500万円以内であれば、建設業の許可がなくても、個人の素人でも外壁塗装リフォームが行えます。しかし、外壁塗装リフォームのDIYはよほど技術に自信がなければやめたほうが無難です。

上記の通り、繊細な技術が必要になるだけでなく、DIYは転落の危険もあります。外壁塗装は非常にデリケートな作業なので、素人判断は禁物です。しっかりとした業者に余裕を持って依頼をすることが確実です。

3.まとめ

外壁塗装リフォームは天候の影響を強く受けることや、汚れやすいこと、予期せぬ外的要因に工期が左右されることがあるなど、繊細な工程を余儀なくされる上、住宅の強度を高める要となる塗装工事です。だからこそ。しっかりとしたプロに依頼することが確実で、しっかり工事するほど、長期的に見ても強度維持の寿命が維持できます。

「株式会社建快」は、神奈川県川崎市を拠点にリフォーム全般を請け負っています。また、お客様のご希望に合わせた見積もりや工事計画を立てて対応いたします。まずはお気軽にご相談ください。

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