繁忙期を外すとメリットだらけ? リフォームにおすすめの時期とは


リフォームをする際に実施する時期の重要性をご存じでしょうか。あまり知られていないかもしれませんが、リフォームにも繁忙期や閑散期があります。どの時期に実施するかによって費用面に影響がありますので、リフォームにおすすめの時期についてご紹介いたします。

1.リフォームに繁忙期はある?

リフォームにも繁忙期というものはあります。正確にはリフォーム業者の繁忙期という意味です。近年ではDIYで、ご自身の手で何かを作ったり修繕したりする方もいらっしゃいますが、リフォームのように規模の大きなものになると業者に依頼して実施することになります。業者が手がけられる数には限りがありますが、リフォームの依頼が多く寄せられることで需要と供給のバランスが崩れてしまいます。それが繁忙期です。

具体的な時期というと、地域にもよりますが、一般的には春が繁忙期となります。その理由として、一つは「気候が安定している」ということが挙げられます。梅雨のa明けた夏の時期は晴れの日が多いものの暑さが厳しくなり、秋は台風の時期でもあります。冬は寒さもあれば日照時間も短く、天候も不安定のため避けられる傾向にあります。春の時期であれば気温や天気といった気候面でのバランスに優れています。

また年度末、年度初めの時期でもありますので、補助金などの年度が区切りとなる制度の関係や、各社メーカーのカタログの改訂時期と重なることも大きな理由となっているようにも考えられます。これらの理由からリフォームを検討されている方は、春をめどに行動を始めるケースが多く見受けられるのです。

2.繁忙期と閑散期の違い

リフォームに繁忙期があることをお伝えしましたが、繁忙期に依頼をした場合に実際のところどのような影響があるのでしょうか。代表的な3つの違いを以下にまとめました。

2-1.値引き交渉の余地があるかどうか

リフォームにかかる費用はできる限り抑えたいのが依頼者の本音かと思います。同じ工事であっても安く済ませることができれば助かります。そこでポイントとなるのが「値引き交渉」です。閑散期であれば依頼が少ないため比較的値引きにも応じてもらいやすいのですが、繁忙期となると依頼が殺到している状況なので、値引きはしづらく、基本的に通常価格になってしまいがちです。

2-2.話し合いや交渉が可能かどうか

依頼時にはある程度イメージを持ってリフォームを検討しているはずですが、具体的に決めるにあたって業者との打ち合わせが重要となります。こだわりの強い方であれば理想とするリフォームを実現するためには認識をすり合わせは必須です。ところが繁忙期には業者も打ち合わせに割ける時間の余裕がない場合が多く、最低限になってしまう可能性があります。

2-3.スキルの高い職人さんを確保できるかどうか

業者の中にも職人が在籍していますが、その中で技術力の違いが生まれます。もちろん仕事として請け負う以上、クオリティは保証されますが、できれば腕のいい職人に担当してほしいと思うのが依頼者の心理です。職人の担当は案件によって振り分けられますが、繁忙期の場合には依頼数が非常に多く、腕のいい職人は早い段階で押さえられてしまいます。

3.繁忙期によくあるトラブル

繁忙期の時期にリフォームを行ったことで発生してしまうトラブルがいくつかあります。まずは「人員不足による工期の延長や施工不良」です。業者や職人の総数に対して依頼が数多く上回ってしまうことで、各案件に配置しなければならない人員が不足してしまうのです。それにより発生するのが工期の遅れと施工不良です。人員が少ないことで作業一つとっても通常よりも時間がかかってしまい、その積み重ねで工期が遅れ、同時にクオリティにも影響が出てしまい、施工不良が発生する可能性が高くなります。

さらに注意しなければならないことが「部品不足」というトラブルです。リフォームといってもある程度内容は決まっているため、繁忙期には同じ部品の発注が集中する傾向があります。そこで欠品が起こると部品の製造が追いつくまで工事が中断してしまうことになりかねません。すべての部品に代替品があるわけではないので致命的です。

春の時期といえばインフルエンザがピークを迎える時期とも近いため、インフルエンザが原因で人員不足が発生することも少なくありません。せっかく確保できた人員にも関わらず、現場に来て作業をすることができない場合があります。予防は当然行っていますが、それでも患ってしまった場合にはどうすることもできませんので、不可抗力ともいえますがトラブルの一つです。

4.リフォームは閑散期を狙いましょう

費用面やトラブルなどのリスクを考えると繁忙期のリフォームはおすすめできるものではありません。とはいえ、繁忙期ということはリフォームの需要が高まる時期でもありますので、依頼時にタイミングが合ってしまうこともあるでしょう。そのタイミングでなければいけない場合を除き、閑散期をあえて狙うことで費用を抑えつつ、じっくりと打ち合わせをした上で納得のいく仕上がりにできるのではないでしょうか。たとえ繁忙期であっても、あらかじめ早い段階から計画性を持って依頼をすることでトラブルを極力防ぐことも可能です。

5.まとめ

繁忙期に比べると閑散期に行うリフォームにはメリットがたくさんあります。ただし、繁忙期には依頼が殺到するだけのメリットや理由があることも事実ですので、ご自身にとってどちらがベストなのかをしっかりと考えることが大切です。「株式会社建快」ではできる限りお客様に寄り添ったリフォームをモットーにしておりますので、リフォームをお考えの方はぜひともご相談ください。

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